2021-10-01

National Trust* Book of Scones ~Orange and Cranberry Scones~《36/50》

   ナショナルトラストのスコーンレシピ本、スコーン50種類全部作ってみる!


~⁂◆ひとりで勝手に50スコーンチャレンジ◆⁂~

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National Trust 

 Book of Scones

50 Delicious Recipes and Some Curious Crumbs of History

Sarah Clelland



さて、本日のスコーンは・・・

Orange and Cranberry Scones

オレンジとクランベリーのスコーン



オレンジとクランベリーがたっぷり入ったラブリーなスコーン。




材料はセルフレイジングフラワー、バター、グラニュー糖、

ドライクランベリー、オレンジ、卵、牛乳の7種類。




「オレンジの香りとクランベリーがちりばめられたこのスコーン、

婚約パーティーや結婚記念日のパーティーではハート形にすれば素敵。」




~感想~

オレンジとクランベリーがフルーティーで美味しいスコーン。

ハートのクッキー型を使いましたが抜きやすい生地でした。

そのままでも美味しいですが粉糖をかけても良いかもしれません。

これからの季節、暖かい紅茶と一緒にティータイムを楽しむのにぴったりのスコーンですね。

210℃で15分。






そして、今回のナショナルトラストプロパティーは

(画像はNational Trust からお借りしました)

***

 

仮にイギリスに遺跡好きな宇宙人が訪れてきてナショナル・トラストを上手く表す場所を案内しろと言われたら

私はここナイマンに連れて行くだろう。

ここには全てがある。

立派な庭園、絵画のような遺跡、実際に中に入ってエドワード期の英国夫人が過ごした生活を味わえる中世時代の邸宅がある。

 

実をいうと私はもう少しナイマンは寂しい感じの場所だと思っていた。

元々のマナーハウスは1890年代にラドウィグ・メッセルが買い上げた。

彼の息子レオナードが改築を行い当時の最先端を行く豪邸に仕上げた。が、のちに全焼してしまう。

遺された建物跡は今となっては素敵に見えるかもしれないが、1947年の2月、早朝に炎に包まれていたことを思うと残念に思う。

レオナードはナイマンに戻ることはなく1953年の彼の死後にナショナル・トラストが一帯を貰い受けた。

彼の娘のアンは建物の一部を借りて1992年に死ぬまで住まわせてもらっていた。

 

しかしナイマンは全く悲しい場所ではないのだ。

廃墟は美しいし、見学できる部屋の中も当時の生活を彷彿させる状態で残されており素晴らしい。

ナイマンはその庭園でも非常に有名であり実際に美しい状態が保たれており、

常に先を考えている庭師たちの手によって管理されている。

1987年の台風で486本の木を失うダメージを負ってしまい、今なおも修復作業が進められている。



***





ラブリーなスコーン





前回は9/24(金)~Zesty Lemon Scones~《35/50》

次回は10/8(金)~Apple and Raisin Scones~《37/50》

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