オンラインレッスンのお問い合わせを下さった
大分市のKさまへ
頂いたメールに何度か返信をしましたが
「アドレス不明」となり送信できませんでした。
現在、病気療養中のため、今年いっぱいレッスンをお休みしております。
体調が戻りましたら来年からレッスンを再開したいと思っております。
ご迷惑をおかけして申し訳ございませんが
よろしくお願いいたします。
お問い合わせ、ありがとうございました。
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ナショナルトラストのスコーンレシピ本、スコーン50種類全部作ってみる!
~⁂◆ひとりで勝手に50スコーンチャレンジ◆⁂~
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National Trust
Book of Scones
50 Delicious Recipes and Some Curious Crumbs of History
Sarah Clelland
さて、本日のスコーンは・・・
Zesty Lemon Scones
レモン風味たっぷりのスコーン
少々ピントが外れておりますが…
「伝統的なスコーンに代わる素敵な夏のスコーン」
~感想~
作っている時から爽やかなレモンの香りに包まれて、心地良かったです。
成形もしやすく、作りやすいレシピでした。
何もつけなくてもレモンが香る美味しいスコーンですが、
クロテッドクリームとレモンカードと一緒に頂くと
紅茶が進むスコーンになりますね。
お薦めのスコーンです!
200℃で23分
そして、今回のナショナルトラストプロパティーは
***
アイテム・モートは700年の歴史があるが、
今では1891年に建てられたディードというセントバーナードのための立派な犬小屋しかない。
もしこれだけしかないのか、とわざわざお金を払ってまで見たくないな
とあなたが感じたのなら、他にお勧めできるとこはなさそうだ。
ここアイテムは1985年にチャールズ・ヘンリー・ロビンソンからナショナル・トラストに譲られた
ちょっとしたお宝で溢れているような場所だ。
彼は1953年にカントリー・ライフの広告を見てここらを購入したアメリカ人である。
実際に誰が建物を建設したのかはわかっていないのだが、建材や大ホールの様式から14世紀頃に建てられたと言われている。
長い年月を経て増築や取り壊しなどを経験してきたが、なぜだか全体としてまとまりがある。
他のナショナル・トラストの多くにあるように中世のホールや17世紀の教会、20世紀のベッドルームなど
様々な様式の部屋がごちゃ混ぜだが、それが正しく感じるのがアイテムの特異な点かもしれない。
もしかしたら堀に囲まれているから独特な時間が流れているのかもしれない。
建築の歴史に詳しいサー・ニコラス・ペフナーは
ここを国内で最も完成された小さい中世のマナーハウスと表現したため、きっとそうなのだろう。
建築の中の興味深いものとしては門番用の覗き窓がある。
門の横の壁に空いた細い隙間を見に行くだけでもアイテムに行く価値があると私は思う。
***
前回は9/17(金)~Cherry and Almond Scones~《34/50》
次回は10/1(金)~Orange and Cranberry Scones~《36/50》
ナショナルトラストのスコーンレシピ本、スコーン50種類全部作ってみる!
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50 Delicious Recipes and Some Curious Crumbs of History
Sarah Clelland
さて、本日のスコーンは・・・
Cherry and Almond Scones
チェリーとアーモンドのスコーン
先週のスコーンとまるで一緒に見えますが違いますよ!
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もしどこかしらのテレビ局がダウントン・アビーに変わる日曜夜に放送するドラマのテーマを探すとしたら、
ルフォード・オールド・ホール以上に適しているところはないだろう。
ここには一風変わった面白い歴史がある。
13世紀後半からここはヘスケス家のものであった。
1491年に当主となったトーマス・ヘスケスは最初の妻が別の男性の子供を産んだため、離婚した。
のちに再婚したが、いずれの息子も若くして亡くなったため、土地を愛人の息子の中でも最年長であったロバートに譲った。
なぜか彼は他の相続の権利を主張する人たちを押しのけ、土地の権利を守り切った。
その彼が今、私たちが見ることのできる立派なマナーハウスを建てた人なのだ。
ロバートを息子として迎え入れる時にトーマスは劇団を運営していた。
会社も継いだ彼が一躍有名となったのは、ルフォード・オールド・ホールに1581年の数ヶ月間、
17歳の天才的演者のウィリアム・シェイクスピアを雇い住まわせていたからだろう。
家の煉瓦造りの別棟は1662年にできた。
その後1720年代に別のトーマス・ヘスケスが東棟をホームズウッド・ホールから移すことで増築した。
1760年にはヘスケス家はルフォードを後にした。
1820年代にはトーマス・ヘンリー・ヘスケスが買い戻し再建したが、あまり生計が立ち行かず、1936年にはナショナル・トラストに寄付された。
***
9月に入り、夏が終わったようでしたがまた少し夏が戻って来ましたね。
そんな夏の終わりにサマープディングを。
お気に入りのアンティークのアイスクリームカップに
無理やり乗せたサマープディング。
今週も穏やかに過ごせますように…
#1009##
ナショナルトラストのスコーンレシピ本、スコーン50種類全部作ってみる!
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50 Delicious Recipes and Some Curious Crumbs of History
Sarah Clelland
さて、本日のスコーンは・・・
Cherry and Vanilla Scones
チェリーとバニラのスコーン
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私は興味深い一族が絡んでいるナショナル・トラストの土地が実に好きなのだが、ここトリディーガーはそれの一つだ。
チューダー家が住んでいた部分は1485年にヘンリー・チューダー出資のもと
ジョン・モルガンによって建設され、報酬としては近隣の土地を与えられた。
私たちが今現在、目にする赤煉瓦でできた部分はウィリアム・モルガンのために1664年から1774年にかけて建設された。
ウィリアムの2人目の妻、エリザベス・デイレルは複数回にわたりウィリアムを襲撃したことから精神病院に送還された。
モルガン家は産業革命時にノリに乗っていた。
1875年に跡をついだゴッドフレー・モルガンはクリミア戦争の際に軽騎兵の突撃を受けて生き残った二人の将校の一人だ。
ピーク時には彼の日給は1000ポンドを超えており、これはかなりの大金だ。
彼の甥にあたるコートニーが引き継いだが、彼はゴッドフレーが作り上げた財産を使うことに全力をかけていた。
どんな一族のメンバーよりも特徴的なのはコートニーの息子エバンであった。
彼はゲイでオカルトに熱狂していたような人物であったがカトリック系に転身し、チェンバレンをローマ法王の統治下とした。
彼は多くのペットを飼っており、ビンボという名前のヒヒなども飼っていた。
エバンが死んだあとは彼の従兄弟のジョンが相続したが、家計を維持することができず
土地を複数の尼に売り、本人はフランス南部に移住した。
これがモルガン家のトリディーガーでの歴史である。
家はその後1974年に政府に買収されるまでは学校として機能した。
ナショナル・トラストは2012年にここを買い上げ修復作業を始めたが、屋根の修復だけで予算が500万ポンドも割かれた。
エバンがヒヒの餌のために何百万も使っていなければ…
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前回は9/3(金)~Horseradish Scones~《32/50》
次回は9/17(金)~Cherry and Almond Scones~《34/50》の予定
イギリスのクッキングアップル・ブラムリー。
いつもは長野県の小布施町からお取り寄せしてますが
なんと、近くの「OKストア」で販売されていると生徒さんに教えて頂きました。
ナショナルトラストのスコーンレシピ本、スコーン50種類全部作ってみる!
~⁂◆ひとりで勝手に50スコーンチャレンジ◆⁂~
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National Trust
Book of Scones
50 Delicious Recipes and Some Curious Crumbs of History
Sarah Clelland
さて、本日のスコーンは・・・
Horseradish Scones
ホースラディッシュのスコーン
そして、今回のナショナルトラストプロパティーは
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チャートウェルは私が初めて訪れたナショナル・トラストの施設だ。
私はそこで多くの人がやったであろうことをした。
ちょっと見て回るか、くらいの気持ちで訪れて、そしたらナショナル・トラストの会員になることが、
シングルビジットよりもはるかにお得である事に気づき、会員になったのだ。
チャートウェルはサー・ウィンストン・チャーチルが住んでいた場所だ。
彼は1922年に5000ポンドで買い上げたのだが、
その時のクレメンタイン夫人は一目見ただけでいかに高級な買い物になるかを察したことだろう。
チャーチルは彫刻家のフィリップ・チルデンを雇い屋敷を現代風に改築させた。
クレメンタインが憂いていた通りにこれは非常に高価な改築作業となったが、
結果的にチャーチルが死ぬ1965年までは一族にとっての聖域のような役割を果たしてくれた。
クレメンタインは夫無き状態でこの屋敷に住み続ける気は無く、
ナショナル・トラストと共に戦前の姿に復元することにし、その復元後の状態が今私達が目にする建物だ。
私がチャートウェルへ2度目に訪れたのは彼らが新しい猫を飼い始めたことを聞いたからだ。
ちょっとした心温まる話がある。
チャーチルは88歳の誕生日を記念し、ジンジャー色のジョックという名前の猫をプレゼントされた。
チャーチルは非常に猫を可愛がり、
ジョックがダイニングに現れるまで人間の家族の食事を始めることはなかったくらいに溺愛していた。
チャーチルはチャートウェルに新たなルールとして
常に屋敷はマーマレード色で白い手足、白い胸元の猫をジョックと名付け住まわせることとした。
私が訪れた理由はジョック6世が迎えられたからだ。
私は遠目からしかジョック6世を見る事は出来なかった。
私は完全に猫が望むようには動いてくれないという事を忘れていたのだ。
猫は要求を呑む事はなく、ただ要求するのみだ。
私は家にも可愛いのが一匹いるからこれを知っているのだ。
チャーチルの魂は間違いなくこの家の中で生きている。
彼がもし急に私の後ろのドアから部屋に入って来てもなにも驚きではないだろう。
しかし、なぜか不思議なモダンな感じの空気も漂っているのだ。
他の施設に比べて”保存”されている感じがしないのだ。
いくつかの部屋は素晴らしい博物館のようになっているが、
全体としてみると非常に生活感のある家のように感じるのも不思議だ。
チャーチルのような非凡な男に非常に似合う立派な屋敷である。
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前回は8/27(金)~Beetroot Scones~《31/50》
次回は9/10(金)~Cherry and Vanilla Scones~《33/50》の予定