2021-04-02

National Trust* Book of Scones ~Hot Cross Scones~《50/50》

  ナショナルトラストのスコーンレシピ本、スコーン50種類全部作ってみる!


~⁂◆ひとりで勝手に50スコーンチャレンジ◆⁂~

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National Trust 

 Book of Scones

50 Delicious Recipes and Some Curious Crumbs of History

Sarah Clelland




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さて、本日のスコーンは・・・

(50)Hot Cross Scones

~ホットクロススコーン~


え???


本来ですと

(11)Wholemeal Fruit Scones~ホールミール・フルーツスコーン~

なのですが、今週はイースターですものね。


それに年末の最後の最後にホットクロススコーンというのもね・・・


ということで、ちょっと勝手に順番変えてしまいました。

ご了承下さいませ。




材料はセルフレイジングフラワー、グラニュー糖、バター、

サルタナレーズン、ミックスピール、りんご、シナモン、ミックススパイス、

卵、牛乳、アプリコットジャムの11種類。




「ひと味違う伝統的なイースターレシピ」

確かにイースターによく食べられるホットクロスバンズをスコーンにしたところがひとひねりですね。




嬉しくなって大量の水仙たちと一緒に(笑)。

イギリスでイースターの水仙といえば黄色い水仙です。

以前は水仙といえばとても日本的なお花のような気がしていましたが

イギリスに行ってからはとてもイギリスらしいお花と感じるようになりました。




~感想~
ホットクロスバンズとはまた違う食感で、まさにホットクロススコーン。
ふかふかではなく、サクホロですね。
たくさんの材料を使っているので、そのまま食べても美味しいのですが、
ホットクロスバンズと同じようにバターを付けて食べるのがお勧めです。
ちょっと目先が変わって楽しいイースターテーブルになると思いますよ。
190℃で23分
今年のイースターサンデーに作ってみてはいかがでしょうか。





そして、今回のナショナルトラストプロパティーは


(画像はNational Trust からお借りしました)


***

800年でなんと違いが生まれることか。

今日、私はモッティスフォントのスコーンを食しに行くべく旅に出る。

1214年に行っていれば私は洗礼士の聖ヨハネの洗礼を受けていたかもしれない。

まぁ、あんまり魅力的でないことは私も認める。

 

中世では、聖ヨハネはヨーロッパ中で洗礼をして回っていた。

当時、モッティスフォントはサリスバリーとウィンチェスターの中間地点に位置していることから

多くの修行僧たちがここを通っていた為、聖遺物は多くの人の目に留まっていたであろう。

しかしながら、この聖遺物はモッティスフォントを二つの大災害から守ってくれることはなかった。

一つ目は1349年にモッティスフォントを襲った黒の死、

二つ目はヘンリー8世が1536年に修道院を解体し、ここを友人のウィリアム・サンディーズにあげたことだ。

 

サンディーズはとても珍しいことをした。

彼はもともとあった建造物の周りに新しい家を建てたのだ。

モッティスフォントでは起こらなかったが、多くの街並みは壊されていた。

今現在確認できる中世な感じは、豪邸の基礎に見られる中世的要素のみである。

家の中自体のところどころに中世が見えるが、多くは現代風の内装になっている。

 

サンディーズのあと、モッティスフォントはミル・バーカー家に所有され、

その後はギルバートとモード・ラッセル夫妻のものとなった。

夫妻は豪邸を芸術家が寛げる田舎の邸宅に改装し、ここにはイアン・フレミングなどの著名人が泊まった。

ここには多くの可愛らしい小話が伝承されている。

例えば、ギルバート・ラッセルの肖像画は、ナショナル・トラストが古本屋の売り上げを用いて購入した、等である。

 

モッティスフォントは非常におしゃれな空間として出来上がっている。

庭や、邸宅を囲む景色はとても広大で、客間でゆったりとドライ・マルティーニを嗜みながら

夕食かアフタヌーンティーを待つのはとても贅沢な時間だ。


***




イースターなスコーン







《BGM》
大滝詠一/君は天然色

☆ひさしぶりのひとり言☆
息子とドライブしていた時、「この曲知ってる?」とかけたのが大滝詠一さんのこの曲。
最近、何かのアニメに使われた?らしく息子も気に入っているようで「良いよね~」と。
私も一瞬で若い頃を思い出しました。
最近の若い人は(笑)昭和な曲も聞くそうで。
母と息子で同じ曲を良いよねと共感出来て、なんだか幸せな午後となりました。
良い曲は世代を超えて愛されるのですね。







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