2018-09-12

Tiny Toria Tearoomタイニートリアティールーム~東京・日本橋人形町~vol.1

台風、地震で被害に遭われた皆さま

心よりお見舞い申し上げます。

一日も早く、日常が取り戻されますようにお祈り申し上げます。


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レッスンのご案内ではない投稿はいつぶりでしょうか。

本日から9月のレッスンが始まりました。

8月はお菓子レッスンはお休みして、初めてのお料理レッスンを開催しましたので

皆さんとお菓子を作るのはとても久しぶりでした。



夏の間にイギリスへ行かれた方のお話や

先週から始まった日本橋三越の英国展のお話など、

色々なイギリス話で盛り上がったレッスンとなりました。



教室に来て下さる生徒さん達は、みなさんとてもイギリス通で、

いつも色々な情報を教えて下さいます。



皆さんと一緒にお菓子を作ることも楽しいですが

ティータイムにイギリスに纏わるお話をするのも

とても楽しい時間となっております。



本来なら私が最新のイギリス情報をお伝えしないといけないのでは?

と、思ったりもしますが、生徒さん達から教えて頂くばかりです。

いつも、本当にありがとうございます。



最新の情報を発信する事は私には難しいので

日本でイギリスを感じられる素敵なお店を

じっくり、ご紹介していきたいと思います。



題して・・・



‘日本のイギリス’お散歩日記

~素敵なお店の素敵な物語~




記念すべき第一回目のお店は

東京日本橋・人形町に有ります

《Tiny Toria Tearoom タイニートリアティールーム》さんです。




オーナー手作りのイギリス菓子が頂けるティールームです。

外観もまるでイギリスのティールームのようですね。

入り口ドアの両側にあるガラス窓が、イギリスのティールームらしい表情です。

窓際は特等席ですね。




オーナーの慶本さんとスタッフの皆さん。

すでに素敵な店内が写っていますいますね。

実はスタッフの皆さんは私のお教室に通って下さっている方々なのです。

驚くことに偶然なんですよ!



そんなご縁もあって、先日お店にお邪魔してきました。

そしてオーナーの慶本さんに、お話を伺いました。



このお店を始められたのは3年ほど前だそうですが、

もともとイギリスの音楽が好きだったという慶本さん。

「RSVP」という本の元編集長との出会いがきっかけで

イギリスのティールームをオープンしようと思われたそうです。

「RSVP」に載っているイギリスのティールームの写真や記事を見て

引き込まれるように夢中になったそうです。



そして何度もイギリスを訪れ、多くのティールームに通い

イギリスのティールームの、あたたかい、居心地の良さを肌で感じ、

素敵な気持ちにさせてくれる空間を日本でも多くの人に味わってもらいたいと

Tiny Toria Tearoomをオープンされたそうです。



イギリスのティールームには

素朴なイギリス菓子に温かい紅茶、

アンティークな店内には暖炉や可愛らしい雑貨が飾られ、

お店の人や訪れるお客さんの笑顔が溢れています。

その穏やかな空間が大好きと、目をキラキラとさせておっしゃてっていました。




今も定期的にイギリスを訪れ、多くのティールームを巡っていらっしゃるそうです。

それはきっと、お店を始めるにあたって原点となった

イギリスのティールームでの優しい空間で穏やかな時を感じる為の

大切な時間なんだと思います。



お話を伺っていると、慶本さんの

イギリスのティールームに対する深い愛情が感じられました。

そして、共感することが沢山ありました。



お店にお邪魔した時の事ですが、

アフタヌーンティーをオーダーされたお客さまに
(常時オーダーできるメニューではないそうです!)

お菓子やサンドイッチ、スコーンの説明をされた後、


「スコーンはお召し上がりになる前に温めなおしますので、お声をかけてくだいね」


と、仰っていました。

あたたかく、細やかなおもてなしを感じました。

それはもちろん美味しくスコーンを味わって貰いたいという思いもあると思いますが、

それ以上に、このお店で素敵な時間を過ごして欲しいというお気持ちなんだと思います。




このお店を愛してやまない慶本さんは、

時おり、お店を見ては「にまっ」とされるそうです。

分かります!



こちらで提供されているお菓子ですが、

すべて毎日お一人で作られているそうです。

スタッフの皆さんが増えて、お手伝いしてもらうようになったそうですが、

基本的にはご自身で毎日作られているそうですので、驚きです。




色々頂きましたが、どれもとても美味しかったです。

季節の果物、ルバーブのジャムをサンドしたビクトリアスポンジなど、

イギリスを感じるメニューが有ります。



お教室の生徒さんの中には、

一度の来店で、4種類のお菓子をお替りしたという方もいらっしゃいました。



素敵なアンティークのティーカップで紅茶を頂き、

カトラリーもマザーオブパールのアンティークでしょうか。

お花を飾っているのもアンティークのVirolの瓶ですね。

イギリス好き、アンティーク好きには最高のおもてなしです。




こちらもイギリスの夏の定番のお菓子、サマープディングです。

写真で伝わるでしょうか。なかなかの大きさです。


 


私がお邪魔したのはお昼前でしたが、あっという間に店内は満席になり、

それでもひっきりなしにお客さまが入って来ます。

残念なので皆さん、スコーンやお菓子をお持ち帰りされていました。

小さなティールームですので、はるばる来ても満席でお店に入れない方が

たくさんいらっしゃるようです。



そんな皆さんに朗報です!



今のお店のすぐ近くに、近々2号店がオープンされるそうです。

10月1日オープン(予定だそうです)。

今のお店より大きいそうなので、満席で入れないという事も少なくなりそうですね。
こちらでは、アフタヌーンティーも頂けるそうですよ。

詳細はホームページでご確認してくださいね。




そして、明日(もう0時を過ぎているので今日ですね)

9月12日(水)~17日(月・祝)まで、日本橋三越英国展に出展されるそうです。

Part1でパートリッジがあった場所だそうですよ。

その間、お店は締まっているそうなので、

英国展へ行ってみてはいかがでしょうか。





最後になりましたが、

店名の 「Tiny Toria Tearoom」の由来をお聞きしたところ、

ビクトリアサンドイッチケーキのトリアを頂き、

《小さなトリアのティールーム》
Tiny Toria Tearoom

という事だそうです。

可愛らしいですね。





イギリスのお菓子といえば、

ビクトリアサンドイッチケーキですよね。

余談ですが、私の教室のイギリス菓子レッスンの最初のお菓子も

ビクトリアサンドイッチケーキです。



こんな居心地の良いティールームが我が家の近くに有ったら

毎日でもお茶をしに行きたくなります。



慶本さん、スタッフの皆さん、

お忙しい中ご協力くださいまして、ありがとうございました。





今日も素敵な一日を!















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