ナショナルトラストのスコーンレシピ本、スコーン50種類全部作ってみる!
~⁂◆ひとりで勝手に50スコーンチャレンジ◆⁂~
***************
National Trust
Book of Scones
50 Delicious Recipes and Some Curious Crumbs of History
Sarah Clelland
さて、本日のスコーンは・・・
Peach ,Vanilla ,and Poppy Seed Scones
桃とバニラとポピーシードのスコーン
40番目に戻りました。
材料は小麦粉、ベーキングパウダー、グラニュー糖、
バター、桃、ポピーシード、バニラ、卵、牛乳の9種類。
~感想~
すっかり秋ですが、夏の果物である桃を使ったスコーンです。
(桃がある間に作ってみました)
フレッシュの果物を使うスコーンは水分量が難しいのですね。
日本の桃は大きいので、桃は2個にしました。
桃の香りと甘さが上品なスコーンでした。
クロテッドクリームとアプリコットジャムを付けても美味しかったですが
個人的には何もつけない方が桃の香りを楽しめるかなと思いました。
190℃で25分。
上品な桃のスコーンのティータイムに合わせて、
可愛らしいお花も一緒に。
友人の kokamohi さんからの贈り物のお花のアレンジメントは
幸運のモチーフのテントウムシ付き✨
茅ヶ崎でフラワーアーティストとして活躍している Puamana さんの作品です。
2人ともとてもパワフルでアグレッシブで元気をくれる頼もしい友人です。
いつもありがとう!
そして、今回のナショナルトラストは
***
グレイズ・コートへ向かう前に事前調査をしていたところ、
そこには世にも珍しいチューダー朝時代のドンキー・ホイールがあるとのこと。
実際の所私はドンキー・ホイールが何なのか全くわからなかった。
500歳のロバが何かのタイヤにでも括りつけられているのを想像していた。
グレイズ・コートはこじんまりとした素晴らしい場所だ。
16世紀に建設され、1937年にサー・フェリックスとレディ・エリザベス・ブランナーに買われ一家の住処となった。
ご婦人は2003年に亡くなり、家はその当時のままで展示されている。
彼女はサー・ヘンリー・アイビングの孫娘であり、また"Keep Britain Tidy"グループの創設者だ。
グレイズ・コートには中世の城の名残として壁で覆われた庭園や当時建てられた塔などが残っている。
私にとっては間違いなくドンキー・ホイールが一番の見どころだった。
壁に飾ってあった写真が私にこの装置が何をするのかをぱっとイメージさせてくれた。
簡単に言うとロバ用のハムスターの回し車だ。
ただ、ハムスターのは井戸から水を汲むための動力源にはされていないが。
(ただロバはハムスターと違って明け方からカラカラ音を立てて睡眠の邪魔をしたりはしないが)
ここのドンキー・ホイールはチューダー時代から1914年までずっと稼働していた。
ロバはくみ上げたバケツが一番上まで来ると聞こえる音を合図に反対まわりをはじめ、
次のバケツが汲み上げられる仕組みになっている。
なんて素晴らしい!!
***
上品なお味のスコーン