2021-05-07

National Trust* Book of Scones ~Chocolate and Marshmallow Scones~《15/50》

  ナショナルトラストのスコーンレシピ本、スコーン50種類全部作ってみる!


~⁂◆ひとりで勝手に50スコーンチャレンジ◆⁂~

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National Trust 

 Book of Scones

50 Delicious Recipes and Some Curious Crumbs of History

Sarah Clelland



さて、本日のスコーンは・・・

(15)Chocolate and Marshmallow Scones

~チョコレートとマシュマロのスコーン~




今週からチョコレートのスコーンが続きます。




材料はセルフレイジングフラワー、ココアパウダー、ベイキングパウダー、

ブラウンシュガー、バター、ミルクチョコレート、ミニマシュマロ、卵、牛乳の9種類。




「マグカップいっぱいのホットチョコレートと一緒に楽しんで!冬のお散歩で冷えた体を温めるのに最高の方法。」




~感想~
ココア味の中にチョコレートとマシュマロの甘さが美味しいスコーンでした。
紅茶と一緒に頂きましたが、ホットチョコレートと一緒も良いかもしれませんね。
チョコスプレッドも添えてともありますが、これもアリかも(笑)。
十分甘いスコーンでしたが、もっともっと甘さを追加しても美味しいと思いました。
スコーンの上に乗せたマシュマロは、焼き上がり直前に乗せ、焼き過ぎないようにしましょう。
190℃で22分




そして、今回のナショナルトラストプロパティーは

Ickworth(Suffolk)


(画像はNational Trust からお借りしました)



***


 

イックワースを訪れた人はみな感嘆する。

中央に円形の塔が建っており両側に大きく伸びた羽根のような建物がある。

まるで美術館かのような見た目をしているが、これが実際に設計者が狙ったことだった。

元はアール・ビショップとして知られるフレドリック・ハービー(二つの爵位をそれぞれブリストルとデリーで持っている)

自身の美術品のコレクションを展示するために作ったが、コレクション自体はナポレオンに没収されてしまった。

敷地内全て荘厳な雰囲気で各部屋は巨大だが、今現在は東側の建物はおしゃれなイックワース・ホテルとなっている。

 

イックワースの何がすごいかと言われると、そのドロドロした人間関係の歴史にある。

ハービー家が15世紀頃にここを所有していたわけだが、彼らは議会への影響力も大きかった傍ら、

スキャンダルを引き寄せる磁石でもあった。

 

実際に何人かの例をみてみよう。

初代ハービー郷とその第二夫人の間に生まれたジョンはモリー・レペルとの結婚生活の間、

ウェールズの王子と愛人を共有し、さらには別の男性とも10年単位の関係を持っていた。

 

その息子であるオーガスタス・ハービーはイギリスのカサノバとして知られている。

彼の攻略対象には王女、貴婦人、女優、歌手、ダンサー、そしてさらには尼さんにまで及ぶ。

彼はこっそりエリザベス・チャドレーと結婚したが、その後キングストンの領主と二重結婚を行い大炎上した。

 

イックワースの改築を行ったハービー郷の娘であるエリザベス・ハービー・フォスター・キャベンディッシュは

デボンシャーの領主夫妻と25年間ほど3人で同棲を楽しみ、夫人が1806年に亡くなったあとには領主と結婚した。

 

戦争を目前とし、豪華なこの家のスキャンダラスな歴史は幕を閉じるが、今現在でも非常に楽しめる場所だ。


***


なんだかすごい内容ですね汗




甘々なスコーン




前回は4/30(金)~Wet Nelly Scones~《14/50》
次回は5/14(金)~Chocolate and Hazelnut Scones~《16/50》



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