ナショナルトラストのスコーンレシピ本、スコーン50種類全部作ってみる!
~⁂◆ひとりで勝手に50スコーンチャレンジ◆⁂~
***************
National Trust
Book of Scones
50 Delicious Recipes and Some Curious Crumbs of History
Sarah Clelland
さて、本日のスコーンは・・・
Cherry and Almond Scones
チェリーとアーモンドのスコーン
先週のスコーンとまるで一緒に見えますが違いますよ!
***
もしどこかしらのテレビ局がダウントン・アビーに変わる日曜夜に放送するドラマのテーマを探すとしたら、
ルフォード・オールド・ホール以上に適しているところはないだろう。
ここには一風変わった面白い歴史がある。
13世紀後半からここはヘスケス家のものであった。
1491年に当主となったトーマス・ヘスケスは最初の妻が別の男性の子供を産んだため、離婚した。
のちに再婚したが、いずれの息子も若くして亡くなったため、土地を愛人の息子の中でも最年長であったロバートに譲った。
なぜか彼は他の相続の権利を主張する人たちを押しのけ、土地の権利を守り切った。
その彼が今、私たちが見ることのできる立派なマナーハウスを建てた人なのだ。
ロバートを息子として迎え入れる時にトーマスは劇団を運営していた。
会社も継いだ彼が一躍有名となったのは、ルフォード・オールド・ホールに1581年の数ヶ月間、
17歳の天才的演者のウィリアム・シェイクスピアを雇い住まわせていたからだろう。
家の煉瓦造りの別棟は1662年にできた。
その後1720年代に別のトーマス・ヘスケスが東棟をホームズウッド・ホールから移すことで増築した。
1760年にはヘスケス家はルフォードを後にした。
1820年代にはトーマス・ヘンリー・ヘスケスが買い戻し再建したが、あまり生計が立ち行かず、1936年にはナショナル・トラストに寄付された。
***