2021-09-17

National Trust* Book of Scones ~Cherry and Almond Scones~《34/50》

 ナショナルトラストのスコーンレシピ本、スコーン50種類全部作ってみる!


~⁂◆ひとりで勝手に50スコーンチャレンジ◆⁂~

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National Trust 

 Book of Scones

50 Delicious Recipes and Some Curious Crumbs of History

Sarah Clelland



さて、本日のスコーンは・・・

Cherry and Almond Scones

チェリーとアーモンドのスコーン



先週のスコーンとまるで一緒に見えますが違いますよ!




チェリーのお菓子というと、どうしてもこのプレートを使いたくなってしまうのです。

フランスのビンテージのお皿ですが、

ぽってりとした厚みが素朴でお気に入りです。




材料はセルフレイジングフラワー、ベイキングパウダー、バター、グラニュー糖、

ドレンチェリー、卵、アーモンドエッセンス、牛乳、スライスアーモンドの9種類。




「チェリーがちりばめられ微かなアーモンド風味のスコーンはアフタヌーンティーに最高にぴったり」




~感想~

先週の「チェリーとバニラのスコーン」と似ておりますが、
こちらのスコーンはとってもリッチなお味でした。
ドレンチェリーの量はちょっと多すぎるかもしれません。
スコーンだけで十分甘いので、クロテッドクリームとジャムを付けるとなると…。
バターとも一緒に頂きましたが、甘いスコーンに塩味が良く合い美味しかったです。
190℃で23分。




そして、今回のナショナルトラストプロパティーは


(画像はNational Trust からお借りしました)



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もしどこかしらのテレビ局がダウントン・アビーに変わる日曜夜に放送するドラマのテーマを探すとしたら、

ルフォード・オールド・ホール以上に適しているところはないだろう。

 

ここには一風変わった面白い歴史がある。

13世紀後半からここはヘスケス家のものであった。

1491年に当主となったトーマス・ヘスケスは最初の妻が別の男性の子供を産んだため、離婚した。

のちに再婚したが、いずれの息子も若くして亡くなったため、土地を愛人の息子の中でも最年長であったロバートに譲った。

 

なぜか彼は他の相続の権利を主張する人たちを押しのけ、土地の権利を守り切った。

その彼が今、私たちが見ることのできる立派なマナーハウスを建てた人なのだ。

 

ロバートを息子として迎え入れる時にトーマスは劇団を運営していた。

会社も継いだ彼が一躍有名となったのは、ルフォード・オールド・ホールに1581年の数ヶ月間、

17歳の天才的演者のウィリアム・シェイクスピアを雇い住まわせていたからだろう。

 

家の煉瓦造りの別棟は1662年にできた。

その後1720年代に別のトーマス・ヘスケスが東棟をホームズウッド・ホールから移すことで増築した。

 

1760年にはヘスケス家はルフォードを後にした。

1820年代にはトーマス・ヘンリー・ヘスケスが買い戻し再建したが、あまり生計が立ち行かず、1936年にはナショナル・トラストに寄付された。


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甘いスコーン




前回は9/10(金)~Cherry and Vanilla Scones~《33/50》

次回は9/24(金)~Zesty Lemon Scones~《35/50》の予定