ナショナルトラストのスコーンレシピ本、スコーン50種類全部作ってみる!
~⁂◆ひとりで勝手に50スコーンチャレンジ◆⁂~
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National Trust
Book of Scones
50 Delicious Recipes and Some Curious Crumbs of History
Sarah Clelland
さて、本日のスコーンは・・・
(17)Chocolate Orange Scones
~チョコレートとオレンジのスコーン~
「伝統的なスコーンに一風変わったアレンジを加えたもの」
~感想~
オレンジの皮を加えているのもありますが、オレンジ香るチョコレートオレンジ味で美味しい!
まずは、そのまま頂きましたが美味しい!
そしてバターとマーマーレードも付けて頂きましたが、これも美味しい!
今週で3種類目のチョコレートのスコーンですが、どれも美味しいですね。
個人的にはもっとチョコレートオレンジを入れても良いかも。
190℃で17分。
そして、今回のナショナルトラストプロパティーは
Goddards House & Gardens (North Yorkshire)
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もしナショナルトラストが許してくれるのであれば私は明日にでもゴッダードの邸宅に移住したい。
この建物は1920年頃にヨークシャーで活躍した建築家ウォルター・ブライアリィによって建てられ、
実際に家族で住みたくなるような作りになっているのだ。
ここでの観光を何よりも素敵な時間に変えているのが、実際に展示されている椅子に腰掛けたり、
プレイルームにある遊具で実際に遊んだり、と、まるで実際にそこで生活しているかのような体験が出来るのです。
さらにナショナルトラストの所有物で私は初めての体験だったのだが、2ポンドでシェリーワインを頂けるのだ。
ゴッダード邸は、かの天才ノエル・ゴッダード・テリーの生家で、彼の偉大な発明として”Terry’s Chocolate Orange”がある。
話は全ては1767年にロバート・ベリーがグミの生産を主とするお菓子屋さんを始めたところから始まる。
彼の姪が科学者のジョセフ・テリーと結婚し、その旦那が徐々にロバートの事業に参加するようになり、
最終的には会社を継ぎ”Terry’s of York”と改名、そしてチョコレートの生産を始めた。
中庭を訪れるとギリギリ昔のチョコレート工場を一瞥することができる。
2005年にクラフトがテリーズ社を継いで生産拠点を海外に移したことが原因で工場は閉鎖された。
この中庭にはテーブルや椅子がそこら中に転がっていて、自分がそこで生活する妄想を助長してくる。
妄想に耽ている間はチョコレートオレンジの対抗商品を考えてみてはどうか。
私はチョコレートアップルを思いついたが、聞くところによるとすでに過去に商品化されていたらしい。
再生産はされないのか…。