ナショナルトラストのスコーンレシピ本、スコーン50種類全部作ってみる!
~⁂◆ひとりで勝手に50スコーンチャレンジ◆⁂~
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National Trust
Book of Scones
50 Delicious Recipes and Some Curious Crumbs of History
Sarah Clelland
さて、本日のスコーンは・・・
(16)Chocolate and Hazelnut Scones
~チョコレートとヘーゼルナッツのスコーン~
「チョコレートとナッツがちりばめられたこのスコーンはそれだけでも十分美味しいけれど、
ホイップクリームと一緒も試してみて!」
~感想~
ヘーゼルナッツの香ばしさとチョコレートがよく合うスコーン。
直径7㎝の大きなスコーンですが、ペロッと頂きました。
泡立てた生クリームを付けるのも合いますね。
卵が入らない生地ですが、粉の風味が感じられ美味しかったです。
190℃で23分。
そして、今回のナショナルトラストプロパティーは
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ペンリスの近くにあるここエイコーン・バンクのツアーガイドは、
普段あまりナショナルトラストのツアーを利用しない僕から見ても素晴らしいものであった。
13世紀、ここは旅人にとっての安全地帯になるように、とテンプル騎士団所有の場所であった。
1543年には地元のダルストン家にの手に譲り受け取られ、ドロシー・ウナ・ラトクリフと
夫のキャプテン・ノエル・マクログレゴー・フィリップスが譲り受ける1930年代までは彼らの子孫へと残された。
そして1950年ごろにナショナルトラストに寄贈された。
その後彼女らは地域一帯の雇用を守ったとして一部の家庭ではおおいに尊敬された。
ドロシーという名前の響きはまるでなにかのキャラクターかのようだ。
屋敷をナショナルトラストに譲るための交渉をジェームズ・リー・ミネが行っていた時、ある時彼は日記を置き忘れてしまう。
中にはドロシー達夫婦の悪口などが記されていた。
これには少しムッと来たドロシーは、なにか仕返ししてやろうと思い、取り外せる家具を全て取り払った状態で受け渡した。
そのため、今現在の展示でも家具がなんだか足りていないように見える。
受付のお姉さんが興奮気味に池にイモリがいることを教えてくれた。
私は別段動物のエキスパートというわけではないので見かけても何も気付かないだろうと思っていた。
しかし、ちょっとウロウロしてみると目を見張る光景があった。
大量のイモリがいたのだ。
ここエイコーン・バンクを訪れて、私は初めて木々に妖精の為のミニチュアの家を飾る理由が分かった気がする。
家具も一式ミニチュアで揃っているのを子供が見かけたら、確実に誰もが興奮すると思う。
なんせもう40代の私でも結構テンションが上がったから。
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