2021-01-22

National Trust* Book of Scones ~Plane Scones~《1/50》

 以前、友人からプレゼントしてもらったこの本。

ナショナルトラストのプロパティーのお話と50種類のスコーンのレシピが載っています。

昨年からのステイホームの間、パラパラ読んでいくつか作ってみたりしていました。


National Trust 

 Book of Scones

50 Delicious Recipes and Some Curious Crumbs of History

Sarah Clelland




National Trust

ナショナル・トラスト (National Trust) とは、歴史的建築物の保護を目的として英国において設立されたボランティア団体。

正式名称は歴史的名所や自然的景勝地のためのナショナル・トラスト

 (National Trust for Places of Historic Interest or Natural Beauty) ウィキペディアより



ナショナルトラストは多くのレシピ本を出しています。

2017年に出版されたこの本。

イギリスの本屋さんで目にされた方も多いのではないでしょうか。


お家で過ごす時間が引き続き多くなりそうな今年、

ひとり勝手に50種類のスコーンを作ってみようと思いました。



~⁂◆ひとりで勝手に50スコーンチャレンジ◆⁂~


ということで、記念すべき最初のスコーンは

(1)plane scones~プレーンスコーン~


薄力粉、バター、ラード、牛乳、と材料4つだけのシンプルなスコーン。

薄力粉はセルフレイジングフラワーなのでベイキングパウダーも入っております。


「卵不使用のレシピ。軽い食感と膨らみの良いスコーンです。

是非、ジャムとクロテッドクリームと一緒に召し上がれ」

と説明にあります。

6㎝の丸いカッターで生地を抜くので小さいかな(笑)?


~感想~

想像していたより美味しかったです。

大好きなサクッとした軽い食感が紅茶と合う、説明通りシンプルなお味。

190度で20分焼きました。





本来のレシピでは12個出来るのですが、家族だけで食べるには12個は多いので

材料を半量にして6個作ってみました。

ジャムも自家製の果肉ごろっとしたいちごジャムで頂きました。




作りやすいレシピでした。

焼きたてのほの温かい状態で食べるのが良いですね。




そして、スコーンと併せて紹介されているナショナルトラストのプロパティーは

Tintagel Old Post Office(Cornwall)

(画像はNational Trust からお借りしました)

著者いわく・・・

***

ナショナルトラストのプロパティーの中で

最もイギリスらしい場所を1つ選ぶとしたら、絶対ここ!

ここには古い言い伝えのアーサー王の家もありかの有名な郵便局があります。

ティンタゲル旧郵便局はビクトリア期には現役でしたが今現在は営業していません。

まぁ私は130年間パスポートの申請用紙を待っている紳士を見かけましたが(笑)。

この建物は当初、裕福な地主の家として1350年から1400年の間に建設されました。

1870年代には郵便局として役割を持ち、同時に八百屋・靴屋・洋服屋も兼ねていました。

ティンタゲルの街はアーサー王関連で非常に人気の観光地となり、

それに伴い昔ながらの多くの建物は取り壊され、ホテルとなりました。

1895年、ほぼ放置されていた旧郵便局は競売に出され、

近所のアーティストが保存目的で購入し、

その5年後にナショナルトラストが買い上げました。

今ではグレード1に認定された建築物で、

今にも倒壊しそうな波上のスレート屋根で注目を集めています。

内部を見てまわるのにそれほど時間はかからないので

(ナショナルトラストは1時間程を推奨)

道を上ってティンタゲル城跡も覗いてみると良いですね。

これはナショナルトラストではないから、私がお勧めしたって言わないでね。


とあります。



私はここのプロパティーには行ったことはありませんが、行ってみたくなりますね。

600年以上前に建てられた建物が残っている事がイギリスらしく素晴らしい。

そんなことを思いながら頂いたプレーンスコーンでした。




今週から週に一度作っていくと、50個目は12月31日になります!

出来るかな?と弱気ですが、

出来れば良いな~。

毎週金曜日にご紹介する予定です。




#nationaltrust#scone#scones#cremtea#tea#teatime
#ナショナルトラスト#スコーン#クリームティー#紅茶#ティータイム
#英国菓子#イギリス菓子#英国#イギリス#GB
#ひとりで勝手に50スコーンチャレンジ