ナショナルトラストのスコーンレシピ本、スコーン50種類全部作ってみる!
~⁂◆ひとりで勝手に50スコーンチャレンジ◆⁂~
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National Trust
Book of Scones
50 Delicious Recipes and Some Curious Crumbs of History
Sarah Clelland
さて、本日のスコーンは・・・
Fig, Orange and Walnut Scones
イチジクとオレンジとくるみのスコーン
ちょっとオレンジアイシングをかけすぎてしまいましたが…
写真もちょっとズレてしまいましたが…
私的にここサットン・フーは修学旅行で行きたかったような場所だ。
ここの知名度は1939年に考古学者のバジル・ブラウンが巨大な木造船を掘り起こしたときに一気に世に広まった。
彼はそこの地主であったエディス・プリティに敷地内にある巨大な盛り土の中になにがあるかを調べてほしいと招待された。
1938年の発掘調査ではそこが埋葬地であったという証拠をいくつか発見したが、明らかにそのどれもが盗掘にあっていた。
翌年更なる発掘調査に来たバジルは鉄製の釘を見つけ、アングロサクソン頃の船が埋葬されていると推察された。
発掘が続くにつれ、彼は船のサイズ感に圧倒されていた。
驚くべきことにその船が安置されていた場所は盗賊被害を受けておらず
発掘チームは金銀財宝や硬貨、武器、革など大量のお宝に巡り合った。
発見されたものでおそらく最も有名なのは現在大英博物館にて展示されているthe Great Iron Helmetだろう。
ここの安置所はおそらく625年に亡くなったレドワルド王のものである。
サットン・フーはまだまだ驚きを隠していた。
1992年にはまた新たな発掘が行われ、青年と馬のための二つのお墓が見つかった。
現地にある博物館ではどういった経緯でそういった埋葬が行われたかなどが展示されており、
また発掘されたお宝なども見ることができる。
そのあとは実際の墓地の周りを自分の足で探索することができる。
私が子供でここを友達と訪れたらどうしただろうと考えてみると、
きっとまだ見ぬ冒険に憧れて好き勝手立ち入り禁止を無視してはしゃぎまわっただろうから、
修学旅行でここには来ないで正解だったかもしれない。