ナショナルトラストのスコーンレシピ本、スコーン50種類全部作ってみる!
~⁂◆ひとりで勝手に50スコーンチャレンジ◆⁂~
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National Trust
Book of Scones
50 Delicious Recipes and Some Curious Crumbs of History
Sarah Clelland
さて、本日のスコーンは・・・
Apricot Scones
アプリコットスコーン
先週と同じく、ドライフルーツを使ったスコーンです。
材料はセルフレイジングフラワー、バター、砂糖、
ドライアプリコット、バニラ、卵、牛乳の7種類。
「春夏のおやつにぴったりな繊細な味わいのフルーティーなスコーン」
~感想~
先週のドライイチジクを使ったスコーンに引き続き、
今週のスコーンもドライアプリコットを使いました。
明るいビタミンカラーのアプリコットは確かに春夏のおやつにぴったりですが
ドライフルーツを使うので、一年中楽しめるスコーンだと思います。
そのままでも美味しかったですが、
クロテッドクリームとアプリコットジャム(追いアプリコット)を付けるとさらに美味しい!
こういうレシピを知っていると重宝しますね。
210℃で15分。
そして本日のナショナル・トラストは・・・
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もしもナショナルトラストの中でも一見全くなんの魅力も感じないが、
実際行ってみると素晴らしい場所だった賞を作るとしたら、ここクラウズ・ヒルが優勝するだろう。
第一印象はあまりいいものではなかった。
まず忘れないでほしいのは、ナショナル・トラストの所有物について今話しているということだ。
お城であったり、大豪邸であったり、緑豊かな丘であったりが私の中でのナショナル・トラストのイメージだ。
しかし、実際のクラウズ・ヒルは窓のないただのあばら屋だ。
なぜナショナル・トラストが所有しているのか、私は疑問に思わざるを得なかった。
答えはアラビアのローレンスだった。
偉大なT.E.ローレンスはこのこじんまりとした所を1923年から亡くなる1935年までの間、隠居先としていたのだ。
彼は1888年にウェールズのトレマドックにて生まれた。
1915年には英国軍の諜報部隊員としてカイロに赴任した。
ここでの日々の中で彼はアラビアの専門家になり自分の経験を元に1922年に"The Seven Pillars of Wisdom"を出版した。
イギリスにもどってからは彼はクラウズ・ヒルと呼ばれる小さな木こり小屋を借り、
静かに執筆に専念し音楽を楽しめる環境を作った。
彼を求めてE.M.フォスターやトーマス・ハーディといった様々な著名人がこの地を訪れた。
彼はその後家を買い上げ、インドに滞在している間などは友人に小屋を貸し出したりしていた。
1929年に彼は再びクラウズ・ヒルに戻って来て1934年まで続くリフォーム工事を行った。
その結果が今私たちが見ることのできる姿だ。
その翌年にはバイクでツーリング中にサイクリストを避けようとして事故死してしまう。
クラウズ・ヒルの部屋たちはどこか矛盾に満ちている。
厳かな雰囲気を醸しつつなぜか居心地もとてもいいのだ。
私のここでのお気に入りは巨大な蓄音機だ。
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ドライフルーツが美味しいスコーン
前回は11/19(金) ~Fig, Orange and Walnut Scones ~《42/50》
次回は12/3(金)~Lemon and Cranberry Scones ~《44/50》の予定