ナショナルトラストのスコーンレシピ本、スコーン50種類全部作ってみる!
~⁂◆ひとりで勝手に50スコーンチャレンジ◆⁂~
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National Trust
Book of Scones
50 Delicious Recipes and Some Curious Crumbs of History
Sarah Clelland
さて、本日のスコーンは・・・
本来ですと40番目のスコーンなのですが、ハロウィンも近いので
Pumpkin Pie Scones
パンプキンパイスコーン
~感想~
かぼちゃと練乳の甘さがよく合い、しっとりとした食感がまるでケーキの様なスコーンでした。
そのままでも十分美味しいのですが、
生クリームとメイプルシロップをかけて頂くと最高(笑)。
スコーン自体が十分甘いので、生クリームはお砂糖は入れずお酒を少し加えたもので良いですね。
是非お試しください!
190℃で23分。
ハッフンデンにあるマナーハウスは素晴らしい場所だ。
私はそこがベンジャミン・ディズラエリの生家であったから訪れたが、
そこで学んだ歴史の中にさらなるボーナスポイントがあったのだ。
ディズラエリはユダヤ教の父の元に生まれたが、ベンジャミンが12歳の時に家族そろってキリスト教の鞍替えした。
彼は分不相応に暮らすことで知られており、
裕福な未亡人と結婚するチャンスに恵まれたときには迷わずそのチャンスを手にした。
最初はお金目当てだった結婚生活だが、ともに生活する中で徐々にベンジャミンは彼女に惹かれていき、
最終的には彼女のことを今まで出会った女性の中で最も明るく頑張る気持ちにさせてくれる人と表現した。
ディズラエリは首相であると同時に小説家でもありバイロン卿の熱烈なファンであった。
想像に難くない通り、バイロン卿はあまりロールモデルにはふさわしくない人物で、
ディズラエリが彼から学んだことはというとど派手な服を纏いど派手に散財することくらいだ。
ここからは私が学んだここの歴史のボーナスポイントについてだ。
ハッフンデンは第二次世界大戦中に大活躍したのだ。
1941年に空軍の指令の元、このマナーハウスは対ドイツへの空爆作戦を練るための地図を
作成するための秘密基地として活用されていたのだ。
なにがすごいって2004年になるまで誰もここが空軍に使われていたことを知らなかったということだ。
60年以上もの間ここが軍事利用されていたことは秘密にされており、
ある日ナショナル・トラストの職員が観光客の老人が孫に昔ここで地図を書いていたといったことを語っているのを耳にし
本格的な調査が行われるようになった。
今ここを訪れると、ヴィクトリア調の部屋とともに1940年ごろのラジオやデスクが置かれた
いかにもな部屋がそれぞれ共存した形で展示されており、興味深いコントラストを演出している。
最後に、ハッフンデンが驚きに満ちていることを示そう。
2014年に彼らは公式な発表としてイギリスの中で最大のセイヨウトチノキが敷地内にあることを発表した。
前回は10/22(金)~Lemon and Coconut Scones~《39/50》
次回は11/5(金)~Peach ,Vanilla and Poppy Seed Scones ~《40/50》