ナショナルトラストのスコーンレシピ本、スコーン50種類全部作ってみる!
~⁂◆ひとりで勝手に50スコーンチャレンジ◆⁂~
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National Trust
Book of Scones
50 Delicious Recipes and Some Curious Crumbs of History
Sarah Clelland
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さて、本日のスコーンは・・・
(11)Wholemeal Fruit Scones
~ホールミール・フルーツスコーン~
私はここ数年ほど、ハンティンドン近くのハフトン・ミルに行きたいと思っていた。
旅を始めると共に、私はどこにいけばナショナル・トラストの中でも最上のスコーンを食べれるかを聞いて回った。
そんな中、ハフトン側から自分たちが作っているスコーンは自家製の小麦を用いている、
とアピールしてきた。
私が思うに、ハフトンの人たちはこうアピールするべきであった。
私たちは10世紀から続いている製粉所で、一度はポット・ブラウンの手によって経営もされていた。
1930年頃には一度消滅の危機に瀕したが、ご近所さんの手によって救済され
その後ナショナルトラストに寄贈され、改修工事を経て
今では毎週日曜日に製粉機を稼働させ可能な限り小麦粉を挽いている。
バグパスのファンならきっと私と同じことを思っているであろう。
有名な話としてねずみがチョコレートビスケット工場を所持していて、解雇された人たちを煽るパレードを行っていた。
ところがネズミたちは実際にクッキーを作っているわけでもなく、同じ製品を使いまわしていたのであった。
私を含め多くの読者が騙されていたことであろう。
まぁ私はそれを読んだ時、まだ3歳だったのだが。
これが原因で私は製粉所のイメージとしてはスーパーで売っている小麦粉を別の袋に移し替えて売っているだけだと思ってた。
が、実際は近所で収穫された小麦を元に、ちゃんとハフトンで挽いて美味しいスコーンを作っていたのだ。
なんて素晴らしいのだろう。