2021-07-02

National Trust* Book of Scones ~Leek and Onion Scones~《23/50》

  ナショナルトラストのスコーンレシピ本、スコーン50種類全部作ってみる!


~⁂◆ひとりで勝手に50スコーンチャレンジ◆⁂~

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National Trust 

 Book of Scones

50 Delicious Recipes and Some Curious Crumbs of History

Sarah Clelland



さて、本日のスコーンは・・・

(23)Leek and Onion Scones

リークと玉ねぎのスコーン




材料はオリーブオイル、リーク、玉ねぎ、グラニュー糖、セルフレイジングフラワー、

ベーキングパウダー、塩、バター、牛乳の9種類。



チーズの入っていないセイボリースコーンです。

リークは日本ではポロネギという方が分かりやすいかもしれません、

甘みの強い、芯の無い長ネギのようなお野菜です。

イギリスにいた時は長ネギ代わりによく使っていました。




「イングランド北東部のTyne&Wear(タイン&ウィア)に接するNorthumberland(ノーサンバーランド)のレシピであるリークのスコーンは、パンやビスケットの代わりに温かいスープやチーズと一緒に頂くのがぴったり」



ということなので、トマトのポタージュスープと一緒に頂きました。


〈トマトのポタージュスープ〉

①刻んだ玉ねぎ1/4個とニンニク1片を鍋に入れ炒め、湯むきしたトマト2個をカットし加えて炒め塩こしょうする。

②300mlの水とブイヨン1個、パン粉大さじ1を加えて5分ほど煮込む。

③ブレンダーやミキサーで攪拌して滑らかにし、オリーブオイル少々をかける。


パン粉を入れると少し「もったり」としてポタージュのような口当たりになります。

暑かったので冷製にして頂きましたが熱々でも美味しいスープです。

スコーンとも相性が良く、これからの季節のランチ・ブランチにもピッタリかと。




~感想~
このスコーンを食べると、長ネギと玉ねぎの香りが口いっぱいに広がり、
これだけでも美味しいスコーンでした。
スープと合わせるのは勿論、チーズとも合うと思います。
220℃で17分。






そして、今回のナショナルトラストプロパティーは


(画像はNational Trust からお借りしました)

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科学のグッドウェン先生が今どうしてるか、とふと思うことがある。

彼はとてもいい人であったが、きっと私のせいで気が狂いかけたことだろう。

今日に至るまで、私は自分でも情けないくらいに科学的なことに関してなにも理解できていない。

特に電気が何か、と言うのが全くわからない。私の頭はそういったことを考えるようには配線されていないみたいだ。

 

こういった事情から、私は正直ソウターライトハウスを楽しめるか不安であった。

タイン川から約3マイル程離れたサウス・シールズにあるこの灯台は

1871年に科学大好きなヴィクトリアンズによって建てられ、世界初のAC電源により稼働する東大であると知られている。

私は周りの観光客がみんなワットがどうのこうのと理解不能な暗号を話しているのではないかと不安で仕方なかった。

いざ訪れてみると、そこには素晴らしいボランティアの方たちが丁寧に

素人である私にも分かるように灯台守たちの日々の業務であったり1988年に閉鎖されるまでの歴史などを教えてくれた。

一部の説明が私の理解力を上回ったことは否めないが、

全体としては非常にわかりやすくまとまっており、多くの見所があったと言える。

 

赤と白の輪っかで彩られた外観はまるでポストカードに描かれているかのように可愛く仕上がっている。

霧の時に鳴らす警笛があり、今も日曜日になると実際に鳴らされているのを聞くことができる。

また灯台守たちが暮らしていたコテージのレプリカなども展示されており、

いかに灯台が海岸沿いの安全対策に重要であったかが伺えるような構成になっている。

1860年の1年間のみで近辺ではおよそ20隻もの船が座礁・沈没したと記録されている。

だが気をつけろ、灯台には今やかつての灯台守館の怨霊が取り憑いてるぞ!


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ネギの香り豊かなスコーン